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フェイスリフト

FACE LIFT

切開リフト(フェイスリフト)のデメリットとは?効果を持続させる方法も解説

切開リフトを検討しているけれど、ダウンタイムの長さや費用の高さなどのデメリットが気になる、という方は多いのではないでしょうか。

確かにデメリットも多い切開リフトですが、リフトアップの効果がとても高く、後戻りしないといったメリットも多くあります。

この記事では、切開リフトのメリットやデメリット、効果を最大限発揮させる方法などを解説します。

切開リフトで得た効果を最大限に活かし、美しいフェイスラインを維持しましょう。

切開リフト(フェイスリフト)のデメリット

切開リフト(フェイスリフト)は顔のたるみを改善し、美しいフェイスラインと若々しい印象を取り戻す非常に効果的な治療法ですが、 いくつかのデメリットが存在します。

切開リフト(フェイスリフト)のデメリット

  1. ダウンタイムが長い
  2. キズ痕が残る
  3. 顔面神経障害のリスクがある
  4. 手術時間が長い
  5. 費用が高い

費用が高い

切開リフトは美容施術の中でも高度な技術が必要で長時間を要し、全身麻酔で行うことが多いため総じて費用が高く、なかなか気軽に受けられる施術とは言えません。

施術後のケアやトラブルが発生して追加の治療が必要になれば、さらに費用がかかることもあります。

切開リフトは術式や併用する処置にもよりますが、場合によっては数百万円かかる場合もあり、ハードルが高いと感じる方も多いでしょう。

糸リフトはフェイスリフトと比較すると安価ですが、糸の効力が切れると「元に戻る」ため繰り返しの治療を受ける必要があり、長期的に見るとコストパフォーマンスが良い治療とは言いにくい面があります。

一方で「切る」フェイスリフトは「元(術前の状態)に戻る」ということがないため繰り返し何度も受ける必要がなく、ダウンタイムの問題がクリアできるのであれば十分に投資する価値のある施術だと言うことができます。

切開リフト(フェイスリフト)のメリット

これまでに説明させていただいた通り、切開リフトにはデメリットもありますが、それにも勝るメリットも多く、強いたるみにお悩みの方におすすめの施術です。

切開リフトのメリット

  • 効果の持続期間が長い(半永久?)
  • 効果を実感しやすい

切開リフトと他のリフトアップの施術で迷っている方は参考にしてみてください。

効果の持続期間が長い(半永久?)

切開リフトは、他の方法と比べて効果が長く持続すると言われています。

糸リフトと「持続時間」がよく比較されますが、糸リフトは糸に頼った牽引をしていますので、糸が吸収され把持力が失われると「元に戻る」という現象が起きてしまいます。

糸の種類や数にもよりますが、糸リフトで得られるリフト効果はおよそ数か月〜1年程度だと考えておくと良いでしょう。

一方、切開リフトにおいては皮膚やSMASを牽引した後、余剰分は切除して縫合します。

したがって、(残念ながら術後も「老化」はしていきますので、経年変化は当然見られますが)術後に「元に戻る」という現象は生じえません。

従って、「持続時間」というくくりで効果を表現しにくい処置なのです。

効果を実感しやすい

切開リフトは皮膚の深部に直接手を加え、土台からアプローチするため、劇的な効果を実感しやすい施術です。

また、引き上げた際に余分になった皮膚やSMASは切除できるため、糸リフトのような非外科的治療では実現できない、根本的な若返りが期待できます。

一度の施術で高い効果を実感したい方は、切開リフトを検討してみてはいかがでしょうか。

切開リフトで後悔しないためのポイント

切開リフトは効果も高い反面、リスクも大きい施術です。

後悔しないようにするためには、医師の技術力や施術後のアフターケアなどを予め確認しておくことが重要です。

  • 医師の技術力・実績
  • 丁寧なカウンセリング

フェイスリフトを検討する場合には、執刀経験が豊富で、高い技術を持った医師に依頼しましょう。

鵜呑みにするわけにはいきませんが、クリニックのホームページやSNS等に記載されている症例写真や口コミを参考にすると良いでしょう。

また、医師が保有している専門医などの資格にも注目しておくことをおすすめします。

どれだけ素晴らしい技術を持った医師に出会ったとしても、仕上がりのイメージが十分に共有できていないと、 仕上がりに満足できなくなってしまう可能性があります。

したがって丁寧なカウンセリングを行い、しっかりと患者様のお悩みや仕上がりイメージを理解してくれる医師やクリニックを選ぶことが重要です。

また、施術後のアフターケアは、医療機関やクリニックによって内容が異なります。

万が一、希望通りに仕上がらなかった場合や、後遺症を発症してしまった際の保証なども確認が必要です。

切開リフトで後悔しないためには、医師の技術力やアフターケアの充実度などを基に、慎重に医療機関やクリニックを選びましょう。

切開リフトの効果を最大限発揮させる方法

切開リフトの施術を受けた方の中には、できるだけ効果を発揮させたいと感じている方も多いでしょう。

切開リフトの効果を活かすためには、正しいアフターケアを行うこととアンチエイジング治療をバランスよく継続することが重要です。

まず、キズ痕を目立たなくしたり、ダウンタイムを短縮するためには、 施術後のアフターケアが重要です。

以下のような行動は避け、主治医の指示に従いキズの安静を保ちましょう。

ダウンタイムに避けるべき行為

  • 激しい運動
  • 長時間の入浴
  • サウナ
  • 強くこする・引っかく
  • 飲酒

次にアンチエイジングの治療についてですが、人は老化すると、三つの現象:皮膚の質の低下(ハリが無くなり、テクスチャ・色調の問題が生じる)、組織の委縮(皮下脂肪や骨が痩せる)、下垂 が生じると言われています。

フェイスリフトはこのうち「下垂」を改善させる治療ですが、自然なアンチエイジングを達成するためには「皮膚の質の低下」と「組織の委縮」に対しての治療も並行して行うことがとても大切です。

調和のとれた美しいお顔を維持する為に、ぜひ気を付けていただきたいポイントです。

切開リフトに関するよくある質問

切開リフトを検討している方の中には、施術内容やリスクに関して不安や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、切開リフトに関してよく頂く質問をご紹介いたします。ぜひお役立てください。

フェイスリフトと糸リフトの違いは?

フェイスリフトと糸リフトは、どちらも顔のたるみを改善させうる施術方法ですが、施術内容や効果・ダウンタイムなどが異なります。

糸リフトは「切らないフェイスリフト」とも呼ばれており、切開をおこなわずに「返し」のついた糸を皮膚の下に通し周囲の組織をひっかけ、皮膚を引き上げる施術です。

ダウンタイムや合併症が少なく手軽に受けられるのが魅力ですが、後戻りが避けられないのが欠点です。

一方、フェイスリフトは「切るフェイスリフト」とも呼ばれており、こめかみ〜耳の前、耳の後ろを切開します。

切開後は皮膚を一旦剥がし、皮膚の土台となるSMASを引き上げ、余った皮膚を切除することができるため劇的で「根本的な若返り」を目指すことができます。

一方、当然ですが侵襲度が大きいこともあってダウンタイムが長く、糸リフトと比較すると身体への負担が大きく、合併症が生じるリスクも高くなります。

フェイスリフト

  • 切開…ある
  • 効果…高い
  • 持続期間…半永久
  • ダウンタイム…長い(3週間〜3か月程度)

糸リフト

  • 切開…なし(糸を通すため、小さな切開を行います)
  • 効果…中程度
  • 持続期間…数か月〜1年ほど
  • ダウンタイム…短い

特に糸リフトは適応の有無をきちんと判定することが重要で、肥満体形の方・皮膚が薄い(皮下脂肪が少ない)方・皮膚の余剰が多い方は適応となりにくいため、医師とよく相談して施術を受けるようにして下さい。

切開リフト後の「後戻り」とは?

切開リフト後の「後戻り」とは、施術によって改善されたほうれい線やたるみが、時間の経過とともに再び現れる現象を指します。

糸リフトの場合は糸の牽引力が弱くなると「元通り」になってしまいますが、切開リフトの場合は皮膚やSMASの切除も行われるため、「元に戻る」ということはありません。

ただし、施術後の「加齢」を止めるような魔法の処置ではありませんので、長い時間経過とともに再び下垂の兆候が見られるようになることは当然考えられますので、誤解のないよう注意して下さい。

まとめ

切開リフトは皮膚の土台となるSMASから引き上げ、余剰組織の切除もできるため下垂を根本から改善し、劇的な効果を獲得することのできる治療です。

キズや比較的長いダウンタイムが代償にはなりますが、これらが許容できる方にとっては非常に効果が高く効率の良い治療になり得ます。

比較的大きな手術ではあるため、不安がないよう充分に情報を集め、クリニックに相談してみてはいかがでしょうか。

当ページの監修医師について

ベルフィールクリニック新宿院長 中務 秀一

Bellefeel Clinic新宿
院長 中務 秀一

保有資格・所属学会について
日本形成外科学会(2019年専門医取得)
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
米国形成外科学会(ASPS)正会員
日本外科学会(2017年専門医取得)
日本臨床外科学会正会員
日本顎顔面外科学会正会員
Juvederm Vista®認定医

経歴
岡山大学医学部医学科卒(2006年)
広島市立広島市民病院(初期臨床研修)
湘南鎌倉総合病院外科(一般外科、~2012年)
杏林大学医学部附属病院(形成外科、~2016年)
東京大学医学部附属病院(形成外科、~2017年)
国保旭中央病院形成外科(形成外科医長、~2019年)
都内某有名美容クリニック(~2023年)
Bellefeel clinic(2023年入職)