


このような方におすすめ
- 実年齢より歳をとってみられがち
- 疲れてなくても疲れて見える
- 表情が暗く見える
- 寝不足と心配される
下まぶたのクマ取り治療とは
下まぶたの「クマ」は、単なる色味の問題ではなく、眼窩脂肪の突出・皮膚のたるみ・影の落ち方など複数の要因が組み合わさって目立っていることが多くあります。
俗に、原因によって以下のように分けられます:
黒クマ:眼窩脂肪の突出や眼窩(骨)の萎縮による凹凸が原因となって陰影が出るタイプのクマです。
青クマ:薄い下眼瞼の皮膚の下を走行する血管が透けて見えるタイプのクマです。手の甲の静脈が灰色がかって見えるのと同じ仕組みです。
赤クマ:薄い下眼瞼の皮膚の下にある眼輪筋が透けて見えるタイプのクマです。
紫クマ:青クマと赤クマが混合しているタイプのクマです。
茶クマ:下眼瞼にメラニンが蓄積しているタイプのクマです。
「疲れて見える」「老けて見える」といった印象を与えやすい黒クマに対しては、下眼瞼の脂肪除去や再配置を行う“クマ取り手術”が非常に有効です。
青クマ、赤クマ、紫クマの治療は皮膚表面から血管や眼輪筋までの距離が近いことが原因であるため、皮膚(真皮)を分厚くする”Collagen booster(コラーゲンブースター)”と呼ばれる施術や、脂肪注入などが治療の候補として考えられます。青クマや赤クマ、紫クマの治療を目的としたヒアルロン酸製剤の使用は、チンダル現象によって色調が増悪する可能性があるため、当院ではお勧めしていません。
どのタイプのクマなのか知りたいという方はお気軽にカウンセリングにお越しください。
当院の下まぶたのクマ取りについて
黒クマの治療は原則、外科的に行います。
脂肪溶解注射等を用いた治療は、眼球への影響を考慮しお勧めしていません。
当院では以下の5つの術式+αを採用しており、お顔の構造やご希望によって最適な術式をご提案させていただきます(※新宿院限定の術式もあります)。
①経結膜脱脂術
突出してしまっている隔膜下脂肪を経結膜的に部分切除し、凹凸を整える術式です。最もシンプルな術式で合併症・ダウンタイムも少なく、多くの方に適応のある術式です。
代官山院・新宿院の双方で施術を受けることができます。
②Extended Transconjuntival Lower Eyelid Blepharoplasty(※新宿院限定)
Tear Trough Ligamentと呼ばれる支持靭帯の引き込みが強い場合、突出している隔膜下脂肪の部分切除だけではクマが改善しないことがあります。そのような場合に、経結膜脱脂術を基本としながらもTear Trough Ligamentを切断する、という操作を加えることでこれを改善させる術式です。
③裏ハムラ(Goldbergの手術)(※新宿院限定)
経結膜で突出している隔膜下脂肪にアプローチするところまでは①の経結膜脱脂術と同じですが、脂肪を部分切除せずにお顔の凹みのある領域まで引っ張り、再配置・固定する手術です。脂肪の再配置の際、Tear Trough Ligamentは切断します。お顔(中顔面)の凹みも同時に治療をしたい場合に向く術式です。
④表ハムラ(※新宿院限定)
下眼瞼の皮膚の余剰が多い方は隔膜下の脂肪を除去・再配置するだけでは皮膚が余りたるんでしまうため、皮膚の切除も行う術式です。隔膜下脂肪は③裏ハムラ(Goldbergの手術)と同様に再配置をします。
⑤下眼瞼除皺+脱脂(※新宿院限定)
手術のコンセプトは④表ハムラと同様ですが、隔膜下脂肪は再配置せずに①と同様、突出している部分のみ切除する術式です。
⑥(+α)下眼瞼脂肪注入
青クマ・赤クマ・紫クマが混在している方だけでなく、目周り~中顔面のツヤ感やボリュームを改善させたい方におすすめの施術で、上記①~⑤のいずれの手術にも組み合わせが可能です。当院はCRF(コンデンスリッチファット)協会(www.crf-association.com)に認可されたクリニックで、安心して治療を受けていただけます。また、治療部位に応じて、アディナイザーを使用して脂肪を移植に最も適した状態に加工することも可能です。
(アディナイザーを使用してCRFを更に移植に適したサイズに調整することが可能です。)
下まぶたのクマ取りの概要
点眼麻酔を行ったあと、局所麻酔下に手術を行います(笑気麻酔を併用することも可能です)。経結膜手術であれば結膜面のみ切開するため、体表にキズは残りません。余剰皮膚を切除する術式の場合、睫毛直下を切開します。
その後隔膜下脂肪へアプローチし、部分切除あるいは再配置を行います。
脂肪注入を併用する場合、この時点で脂肪を採取して遠心分離器にかけ、移植部位に応じて加工を施した後、注入します。
術式にもよりますが、所要時間はおよそ1時間~3時間程度です。
⚫️メイク
経結膜手術の場合、当日から可能です。
皮膚を切除する術式の場合、キズ周囲のお化粧は1週間、避けていただきます。
⚫️シャワー
当日から可能です。
⚫️リスク
術後に腫れ・内出血(結膜出血を含む)・痛み・しびれなどが生じることがあります。
皮膚を切除する術式の場合、まれに下眼瞼外反が生じることがあります。
術後の経過については、当院で責任をもってアフターフォローいたしますので、気になる症状があれば早めにご相談ください。
料金
- 下眼瞼脱脂術(経結膜側)
- ¥300,000
- 下眼瞼脱脂術(経皮膚側)
- ¥450,000
- 下眼瞼脱脂術(ハムラ法)
- ¥450,000
症例
よくある質問
キズ痕は目立ちますか?
ダウンタイムはどの程度ですか?
下まぶたのクマ取りと他の施術を同時に受けられますか?
・肌質改善:ピコレーザー、ボツリヌストキシン注射、Hydrafacial、フラクショナルCO2レーザーなど
・ボリューム調整:脂肪吸引や脂肪注入
・上顔面のたるみ対策:前額リフトや上まぶたの手術、スレッドリフト(糸リフト)、フェイスリフト、ネックリフトなど
ご希望に応じて、オーダーメイドでご提案いたします。