糸リフトは何本必要?美容外科医が教える、効果を最大限に引き出す本数と選び方
「糸リフトに興味はあるけど、何本必要なんだろう…」「多すぎると不自然になるって聞いたけど、本当?」「失敗したくないから、ちゃんと知っておきたい!」そう思っているあなたへ。この記事では、糸リフトの専門家である美容外科医が、あなたの疑問をすべて解決します。
効果を最大限に引き出すための本数、糸の種類、クリニック選びまで、徹底的に解説。この記事を読めば、糸リフトに関する不安が解消され、自信を持って施術に臨めるはずです。理想のフェイスラインを手に入れて、もっと輝くあなたになりましょう。
糸リフトとは?

糸リフトは、顔のたるみが気になる方におすすめの美容医療です。医療用の特殊な糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ皮膚や組織を物理的に引き上げることで、リフトアップ効果をもたらします。
この施術の主な効果は、フェイスラインの引き締め、ほうれい線やマリオネットラインの改善、全体的な顔の若返りです。挿入された糸は、時間の経過とともに体内で吸収されますが、その過程でコラーゲンの生成を促進する働きもあります。これにより、肌のハリや弾力も向上し、たるみの再発を予防する効果も期待できます。メスを使わないため、ダウンタイムが比較的短く、自然な仕上がりが魅力です。
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糸リフトの種類と特徴
糸リフトで使用される糸には様々な種類があり、それぞれ素材や形状、持続期間が異なります。主な糸の種類とその特徴をご紹介します。
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素材による違い
| 素材タイプ | 特徴・期待できる効果 |
|---|---|
| PDO(ポリジオキサノン) | 最も一般的・コラーゲン生成促進 |
| PLLA(ポリ乳酸) | PDOより長い持続性・高いコラーゲン生成効果 |
| PCL(ポリカプロラクトン) | 長期持続・高い柔軟性と自然な仕上がり |
形状による違い
糸には、各メーカーによってコグ/バーブの形状(とげ状・コーン状)であったり、メッシュ構造になっていたりするものがあります。
これらの糸は、たるみの程度やリフトアップしたい部位、期待する効果の持続期間などに応じて使い分けられます。ご自身の悩みに最適な糸を選ぶためには、専門医との丁寧なカウンセリングが不可欠です。
糸リフトの適切な本数を決める3つの基準
糸リフトの本数を決める際には、ご自身のたるみの状態や、どの部位をどのように改善したいかによって最適な本数が異なります。ここでは、適切な本数を判断するための重要な3つの基準について解説します。
基準①たるみの程度
糸リフトの本数は、たるみの程度によって大きく変わります。たるみが軽度であれば少ない本数で自然なリフトアップ効果が期待できますが、たるみが進行している場合はより多くの本数が必要になることがあります。
例えば、初期のたるみや予防目的であれば片側2~3本程度でも効果が見られる場合があります。しかし、頬やフェイスラインのたるみが中程度に進んでいる場合は、片側3~5本程度が目安となるでしょう。
さらにたるみが重度で、広範囲にわたる引き上げが必要な場合は、片側5本以上を検討することもあります。医師とのカウンセリングで、ご自身のたるみの状態を正確に評価してもらうことが大切です。
基準②リフトアップしたい部位
顔のどの部位を重点的にリフトアップしたいかによっても、糸リフトの適切な本数と糸の配置は異なります。
例えば、フェイスラインのたるみを引き上げてシャープな輪郭を目指す場合は、フェイスラインに沿って多めに糸を配置することがあります。
ほうれい線やマリオネットラインといった特定のシワの改善を目的とする場合は、その部分に集中的に糸を挿入することで、ピンポイントなリフトアップ効果が期待できます。
顔全体の印象を若々しくしたい場合は、頬からフェイスラインにかけてバランス良く糸を配置するなど、目的とする部位によって本数とデザインが変わります。
基準③糸の種類
使用する糸の種類も、必要な本数を決める重要な要素です。糸には様々な素材、太さ、強度、コグ(とげ)の形状があり、それぞれリフトアップ効果や持続期間に違いがあります。
例えば、コグが強力で太い糸は、少ない本数でも高いリフトアップ効果を発揮しやすい傾向があります。
一方で、コグが細かくたくさんついている糸や、複数の糸を組み合わせることで、より自然で持続的な効果を目指す場合もあります。また、肌のコラーゲン生成を促す効果のある糸を選ぶことで、肌質改善も同時に期待できる場合があります。どの糸がご自身の肌の状態や目指す効果に最も適しているか、医師と相談して選択することが重要です。
糸リフトの本数、年代別・お悩み別の目安

前述の基準を踏まえ、ここからはより具体的なケーススタディとして、年代別や特定の悩みに合わせた糸リフトの本数の目安をご紹介します。ご自身の状況と照らし合わせながら、最適な本数をイメージする参考にしてください。
20代
20代の方の場合、たるみが本格的に始まる前段階であるため、予防的なアプローチや、わずかなフェイスラインの引き締めを目的とすることが多いです。片側1~2本程度の少ない本数で、将来的なたるみの予防や、よりシャープなVラインの形成を目指すことができます。軽度のたるみであれば、十分な効果が期待できるでしょう。
30代
30代になると、肌のハリの低下を感じ始め、初期のたるみが現れることがあります。この年代では、たるみ予防と同時に、現れ始めたほうれい線やフェイスラインの緩みを改善することが主な目的となります。片側2~3本程度が目安となり、自然なリフトアップ効果で若々しい印象を保つことが可能です。
40代
40代は、肌の弾力性がさらに低下し、たるみが中程度に進行しやすい時期です。ほうれい線が深くなったり、マリオネットラインが目立ち始めたり、フェイスラインのぼやけが気になる方も増えてきます。片側3~4本を目安に、しっかりとたるみを引き上げ、フェイスラインを明確にすることで、若々しい印象を取り戻すことができます。
50代以上
50代以上の方の場合、広範囲にわたるたるみや深いシワが気になることが多くなります。全体的なリフトアップと若返りを目的とするため、片側4~6本以上と多めの本数が必要になるケースが多いです。
たるみの程度や範囲に応じて、医師と相談しながら最適な本数を決定することが重要です。また、たるみが強いと糸リフトが適応ではない場合もあるため、担当医とよく相談して施術を決めるようにしましょう。
ほうれい線
ほうれい線の改善を主な目的とする場合、たるみの程度にもよりますが、片側1~2本を目安に糸を挿入することで、口元のたるみを引き上げ、ほうれい線を浅く見せる効果が期待できます。必要に応じて、ヒアルロン酸注入との併用も有効です。
フェイスライン
シャープなフェイスラインを形成したい、またはたるんだフェイスラインを引き上げたい場合は、片側2~3本が目安となります。顎から耳下腺にかけてのラインを重点的に引き上げることで、すっきりとしたVラインを強調し、小顔効果も期待できます。
マリオネットライン
口角のたるみによってできるマリオネットラインの改善には、片側1~2本が目安です。口角を下げる筋肉の働きも考慮しながら、適切な位置に糸を挿入することで、口角が引き上がり、不機嫌に見えがちな印象を改善し、若々しい口元を取り戻すことができます。
糸リフトの本数が少ない場合、多すぎる場合のリスク
糸リフトは、適切な本数で行われることで最大の効果を発揮します。しかし、本数が適切でない場合、期待する効果が得られないだけでなく、様々なリスクが生じる可能性があります。ここでは、本数が少ない場合と多すぎる場合にどのようなリスクがあるのかを具体的に見ていきましょう。
本数が少ない場合のリスク
糸リフトの本数が不足していると、以下のような問題が生じやすくなります。
- 効果が実感しにくい
- 持続期間が短い
- 左右差が生じる
- すぐにたるみが戻ってしまう
本数が多すぎる場合のリスク
一方で、必要以上に多くの糸を挿入することにもリスクが伴います。
- 顔の表情が硬くなる
- ダウンタイムの長期化
- 費用が増える
- 合併症のリスクが増える
糸リフトの効果を最大化し、長持ちさせる秘訣
糸リフトの施術は、たるみを改善し、若々しいフェイスラインを取り戻す効果が期待できますが、その効果を最大限に引き出し、長く維持するためには、いくつかの重要なポイントがあります。単に施術を受けるだけでなく、その後のケアやクリニック選び、さらには他の治療との組み合わせまで、総合的に考えることが大切です。
経験豊富な医師を選ぶ
糸リフトの成功は、医師の技術力と経験に大きく左右されます。糸を挿入する位置や深さ、引き上げ方によって仕上がりが大きく変わるため、豊富な知識と高い技術を持つ医師を選ぶことが非常に重要です。
クリニックを選ぶ際には、医師の症例実績や専門分野、カウンセリングの丁寧さなどを確認し、信頼できる医師を見極めるようにしましょう。経験豊富な医師であれば、あなたの顔の骨格やたるみの状態に合わせた最適な施術プランを提案し、自然で美しい仕上がりを実現してくれます。
施術後のセルフケアを徹底する
施術後の適切なセルフケアは、ダウンタイムを短縮し、効果を長持ちさせるために不可欠です。ダウンタイム中は、患部を刺激しないよう優しく扱い、激しい運動や飲酒、喫煙は避けるようにしましょう。
また、施術部位への過度なマッサージは、糸がずれる原因となる可能性があるため、医師の指示がある場合を除いて控えることが大切です。肌への負担を避けるスキンケアを心がけ、保湿を十分に行うことで、肌の回復を促し、より良い効果の維持につながります。
他の美容治療との組み合わせ
糸リフトの効果をさらに高め、持続させるために、他の美容治療との組み合わせも有効です。例えば、肌の奥からたるみを引き締めるHIFU(ハイフ)や、失われたボリュームを補うヒアルロン酸注入、表情ジワを改善するボトックス注入などは、糸リフトと相乗効果が期待できます。
これらの治療を組み合わせることで、より総合的なエイジングケアが可能となり、理想のフェイスラインを長く維持することができるでしょう。どの治療がご自身に合うかは、医師と相談して決めるようにしてください。
定期的なメンテナンス
糸リフトの効果は永久的ではなく、時間の経過とともに徐々に薄れていきます。そのため、効果を維持するためには定期的なメンテナンスが重要です。糸リフトの種類や本数、個人の肌の状態によって推奨されるメンテナンス期間は異なりますが、一般的には1〜2年を目安に再施術を検討することが多いです。
また、肌の状態に合わせた美容液や内服薬の継続、定期的な肌診断なども、効果を長持ちさせる上で有効な手段となります。医師と相談しながら、ご自身の状態に合ったメンテナンスプランを立てるようにしましょう。
後悔しない!糸リフトのクリニック選びのポイント

糸リフトの成功は、適切な本数選びだけでなく、信頼できるクリニック選びにかかっています。後悔のない施術を受けるために、以下のポイントを参考に、あなたにぴったりのクリニックを見つけましょう。
カウンセリングが丁寧であるか
クリニックを選ぶ上で最も重要なのは、カウンセリングが丁寧に行われるかどうかです。あなたの顔のたるみの状態や、どのようなフェイスラインになりたいのかといった希望をしっかりと聞き取り、それに対して具体的にどのような施術が最適か、なぜその本数が必要なのかを丁寧に説明してくれるクリニックを選びましょう。
また、施術のリスクやダウンタイム、費用についても、曖昧な表現ではなく、明確に説明してくれるかどうかも重要なポイントです。疑問や不安に寄り添い、納得いくまで質問に答えてくれるクリニックであれば、安心して施術に臨むことができるでしょう。
医師の技術力と症例実績
糸リフトは、医師の技術力が結果を大きく左右する施術です。そのため、医師の専門性、糸リフトに関する経験年数、そして症例実績をしっかりと確認することが大切です。
具体的には、クリニックのウェブサイトなどで医師の経歴や資格、糸リフトの症例写真が豊富に公開されているかを確認しましょう。症例写真を見ることで、その医師の美的センスや仕上がりの傾向を把握することができます。また、複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の説明や対応を比較検討することもおすすめです。
料金体系とアフターフォロー
施術費用はクリニックを選ぶ上で気になる点の一つですが、安さだけで選ぶのは避けるべきです。料金体系が明確で、追加料金が発生する可能性がないか、事前にしっかりと確認しましょう。施術費用の内訳や、使用する糸の種類によって料金が変わるのかなど、細部まで確認することが大切です。
さらに、施術後のアフターフォロー体制が充実しているかも重要なポイントです。万が一のトラブルの際の対応や、定期的な検診の有無などを確認しておきましょう。術後の不安を解消し、長期的に美しい状態を維持するためにも、アフターフォローが手厚いクリニックを選ぶことが賢明です。
まとめ
この記事では、糸リフトの基本的な仕組みから、たるみの程度やリフトアップしたい部位、糸の種類に応じた適切な本数の決め方、さらには年代別・お悩み別の目安まで詳しく解説してきました。また、本数が少ない場合や多すぎる場合のリスク、効果を最大化し長持ちさせる秘訣、ダウンタイムと施術後の注意点、そして後悔しないクリニック選びのポイントについてもご紹介しました。
糸リフトは、たるみを改善し、若々しいフェイスラインを取り戻すための非常に有効な手段です。しかし、その効果を最大限に引き出し、理想の結果を得るためには、ご自身のたるみの状態やなりたいイメージに合った「適切な本数」と「適切な糸の種類」を選ぶことが何よりも重要です。
Bellefeel Clinicでは、フェイスリフト(外科的リフトアップ)を執刀する医師が在籍しており、解剖学に基づいた糸リフトのデザインを実現しています。丁寧なカウンセリングで、本当に必要な施術だけをご提案し、理想のフェイスラインへ導きます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
