糸リフトのデメリットを徹底解説!後悔しないために知っておくべきこと
糸リフトは、切開せずにたるみを改善できる人気の若返り施術として広く知られています。しかし、「思ったほど効果が続かなかった」「左右差が出てしまった」など、施術後に後悔するケースも少なくありません。糸リフトは魅力的な反面、仕組みやリスクを十分に理解せず受けてしまうと、期待した結果が得られない可能性があります。
本記事では、糸リフトのデメリットや副作用、効果の限界を専門的な視点から徹底解説。後悔しないために知っておくべき重要ポイントや、施術前にチェックすべき項目についても詳しく紹介します。糸リフトを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
糸リフトとは?

顔のたるみやほうれい線が気になり始めたものの本格的な手術には抵抗がある、という方にとって、糸リフトは魅力的な選択肢の一つでしょう。メスを使わずに若々しい印象を取り戻せるとして注目されていますが、具体的にどのような施術なのか、期待できる効果は何かを正しく理解しておくことが大切です。ここでは、糸リフトの基本的な仕組みや種類、そして得られる効果について詳しく解説します。
糸リフトの仕組み
糸リフトは、特殊な医療用の糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ皮膚や組織を引き上げることでリフトアップ効果をもたらす施術です。挿入された糸は、コグ(とげ)や突起によって皮下組織にしっかりと引っかかり、物理的にたるみを持ち上げ固定します。
また、挿入された糸の周りでは、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、肌のハリや弾力アップにも繋がります。これにより、リフトアップの効果だけでなく、肌質の改善も期待できるのが特徴です。糸は最終的に体内で吸収されるため、体内に異物が残り続ける心配はありません。
糸リフトの種類と特徴
糸リフトで使用される糸の素材には様々な種類があり、それぞれ特徴や期待できる効果、持続期間が異なります。主な糸の種類と特徴は以下の通りです。
PDO(ポリジオキサノン)素材の糸
医療現場で長年使用されている安全性の高い素材です。体内で約6ヶ月〜1年程度で吸収され、その間にコラーゲン生成を促します。比較的リーズナブルな価格で受けられることが多いです。
PCL(ポリカプロラクトン)素材の糸
PDOよりも柔軟性があり、体内で吸収されるまでの期間が約1年半〜2年と長いため、より持続的な効果が期待できます。自然な仕上がりになりやすいのも特徴です。
PLA(ポリ乳酸)素材の糸
吸収されるまでに約2年程度と長く、コラーゲン生成効果も高いとされています。より強力なリフトアップと持続性を求める場合に用いられることがあります。
これらの糸は、たるみの状態や患者さまの希望に応じて使い分けられます。
糸リフトで期待できる効果
糸リフトは、手軽に受けられる施術でありながら、多岐にわたる若返り効果が期待できます。主な効果は以下の通りです。
- たるみの改善・リフトアップ
- ほうれい線・マリオネットラインの軽減
- 肌のハリ・ツヤ改善
- 小顔効果
- シワの改善
これらの効果は、使用する糸の種類や本数、個人の肌の状態によって差がありますが、多くの方が施術後に若々しい変化を実感されます。
糸リフトのデメリット
手軽にたるみ改善が期待できる糸リフトですが、後悔しないためにはデメリットやリスクを事前に理解しておくことが重要です。ここでは、糸リフトを検討する上で知っておくべき具体的なデメリットについて詳しく解説します。
関連記事:糸リフトの失敗例とは?修正はできる?後悔やリスク回避のためのポイントを解説
効果の持続期間
糸リフトの効果は永続的なものではありません。使用する糸の種類(溶ける糸、溶けない糸)や個人の体質、肌の状態、施術部位などによって異なりますが、一般的に効果の持続期間は半年から2年程度とされています。時間の経過とともに糸は体内に吸収されたり、組織が緩んだりするため、効果を維持するには定期的な施術が必要になります。
ダウンタイム
糸リフトはメスを使わない施術とはいえ、顔に針を挿入するため、施術後にはダウンタイムが生じます。主な症状としては、以下のようなものがあります。
- 腫れ:施術後数日間は顔がむくんだように腫れることがあります。
- 内出血:針の挿入箇所やその周辺に内出血が生じ、青紫色になることがあります。
- 痛み:施術中や施術後に、鈍い痛みや違和感を感じることがあります。鎮痛剤でコントロールできる範囲であることがほとんどです。
これらの症状は、個人差がありますが、通常は1週間から2週間程度で落ち着き、日常生活に戻れるようになります。
期待した効果が得られない可能性
糸リフトは、たるみの程度や肌質、医師の技術によって、期待通りの効果が得られない可能性もあります。例えば、たるみが進行している場合や、皮膚の厚みや脂肪量が多い場合は、糸リフトだけでは十分な引き上げ効果を感じにくいことがあります。また、左右のたるみ具合を正確に見極められなかったり、糸の挿入位置が適切でなかったりすると、左右差が生じるリスクもゼロではありません。
副作用のリスク
糸リフトは比較的安全な施術ですが、ごく稀に以下のような副作用のリスクも存在します。
- 感染症
- アレルギー反応
- 神経損傷
- 糸の露出
- ひきつれ・凹凸
- しこり
これらの副作用は稀ではありますが、万が一発生した場合は、速やかに医師の診察を受けることが重要です。
関連記事:フェイスリフト(切開リフト)の失敗例とは?後悔しないための対策や注意点を解説
施術後の違和感や引きつれ
施術直後からしばらくの間、顔に違和感や引きつれ感を感じることがあります。特に、口を開けにくい、大きく笑えない、顔の表情が硬く感じる、といった症状が出ることがあります。
これは、糸が皮下組織に固定される過程で生じる一時的なもので、時間の経過とともに徐々に馴染んで改善していくことがほとんどです。しかし、数週間経っても改善しない場合は、医師に相談することをおすすめします。
糸リフトのメリット

糸リフトにはいくつかのデメリットがある一方で、多くの魅力的なメリットも持ち合わせています。これらのメリットを理解することで、糸リフトがご自身の悩みに適した施術であるかを判断する手助けとなるでしょう。
切開不要でダウンタイムが短い
糸リフトの最大のメリットの一つは、メスを使わずに施術が可能な点です。外科的な切開を伴わないため、体への負担が非常に少なく、それに伴いダウンタイムも比較的短く済みます。多くの場合、施術後の腫れや内出血は軽度で、日常生活への復帰もスムーズに行えるのが特徴です。
即効性があり、自然なリフトアップ効果
糸リフトは、施術直後からリフトアップ効果を実感しやすい点も大きな魅力です。挿入された糸が皮膚を物理的に引き上げるため、たるみが改善され、フェイスラインがシャープになる効果をすぐに確認できます。
また、経験豊富な医師による施術であれば、不自然なつっぱり感がなく、まるで数年前の自分に戻ったかのような、自然で若々しい印象を取り戻すことが可能です。
コラーゲン生成促進による肌質改善効果
糸リフトは、たるみの改善だけでなく、肌そのものの質を高める効果も期待できます。現在流通している糸のほとんどは、時間の経過とともに体内で分解される素材でできていますが、周囲の組織を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進すると言われています。これにより、肌のハリや弾力が向上し、小じわの改善や肌全体の若返り効果も期待できるのです。
糸リフトに向いている人・向いていない人
糸リフトは手軽に受けられる若返り施術として人気ですが、すべての人に適しているわけではありません。施術を受ける前に、ご自身が糸リフトに向いているかどうかを判断することが重要です。ここでは、糸リフトが効果的であるケースとそうでないケースについて詳しく解説します。
糸リフトが向いている人の特徴
糸リフトは、以下のような悩みを持つ方や、特定の条件を満たす方に特におすすめできる施術です。
- 軽度から中程度のたるみが気になる方
- 外科手術に抵抗がある方
- ダウンタイムを短く抑えたい方
- 肌のハリや弾力も改善したい方
糸リフトが向いていない人の特徴
一方で、以下のような特徴を持つ方は、糸リフトの効果が限定的であったり、リスクが高まったりする可能性があるため、他の施術も検討することをおすすめします。
- 重度のたるみがある方
- 顔の脂肪が多い方
- 皮膚が極端に薄い、または厚い方
- 永続的な効果を求める方
- 妊娠中・授乳中の方、または糖尿病など、処置に影響を与えうる基礎疾患をお持ちの方、抗凝固薬などの処方を受けている方
糸リフトで後悔しないための対策
糸リフトは手軽に受けられる施術ですが、デメリットやリスクもゼロではありません。施術後に後悔しないためには、事前の準備と情報収集が非常に重要です。ここでは、後悔しないために押さえておきたいクリニック選び、医師選び、そしてカウンセリングで確認すべきポイントについて詳しく解説します。
クリニック選びのポイント
糸リフトで満足のいく結果を得るためには、クリニック選びが非常に重要です。以下の点を参考に、信頼できるクリニックを選びましょう。
- 症例数の豊富さ
- カウンセリングの丁寧さ
- アフターケアの充実度
- 口コミ・評判
医師選びのポイント
糸リフトは医師の技術やセンスが結果を大きく左右する施術です。以下のポイントを踏まえて、信頼できる医師を選びましょう。
- 経験・実績
- 資格
- デザインセンス
- コミュニケーション能力
施術前のカウンセリングで確認すべきこと
カウンセリングは、施術に対する疑問や不安を解消し、納得して施術を受けるための重要な機会です。以下の項目を必ず確認しましょう。
- 施術内容と使用する糸の種類
- 期待できる効果とリスク
- ダウンタイム
- 費用
- アフターケア
- 施術後の注意点
糸リフト以外の選択肢

顔のたるみやシワの改善を考える際、糸リフト以外にも様々な美容医療の選択肢があります。自身の悩みや希望、予算に合わせて最適な施術を選ぶためには、それぞれの特徴を理解することが重要です。ここでは、糸リフトと比較されやすい代表的な施術についてご紹介します。
ハイフ(HIFU)
ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、超音波エネルギーを皮下脂肪やSMAS層(筋膜)に集中的に照射することで、熱収縮を起こし、たるみを引き締める施術です。
メスを使わないため、ダウンタイムが比較的短く、肌の表面に傷がつく心配がありません。ほうれい線やフェイスラインのたるみ改善に効果が期待でき、肌のハリ感アップにもつながります。糸リフトとは異なり引き上げの効果は得られにくいのですが、お顔全体の引き締めに貢献してくれるのが特徴です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、加齢によって失われたボリュームを補ったり、深いシワの溝を埋めたりする目的で行われる施術です。ほうれい線、マリオネットライン、目の下のくぼみ、額のシワなど、特定の部位の改善に適しています。
注入直後から効果を実感できる即効性があり、比較的短時間で施術が完了します。糸リフトがたるみを「引き上げる」のに対し、ヒアルロン酸は「ボリュームを補う」ことでお顔全体の凹凸・重心を調整し、若々しい印象を取り戻すことができます。
外科的リフトアップ(フェイスリフト)
外科的リフトアップ、いわゆるフェイスリフトは、顔のたるみを根本的に改善するための外科手術です。余分な皮膚を切除し、SMAS層を含めた組織を引き上げて固定することで、たるみを劇的に改善します。
糸リフトでは対応しきれないような重度のたるみや、長期的な効果を求める場合に選択されます。劇的な効果を得られる反面、長時間の手術が必要で、ダウンタイムも長くなる傾向があります。
まとめ
本記事では、手軽な若返り施術として人気の糸リフトについて、その仕組みや期待できる効果から、特に知っておきたいデメリットやリスクまで、多角的に解説してきました。効果の持続期間、ダウンタイム、期待する効果が得られない可能性、そして感染症などの副作用のリスクについて、具体的な情報をお伝えしました。また、後悔しないためのクリニック・医師選びのポイントや、カウンセリングで確認すべき重要事項もご紹介しました。
Bellefeel Clinicでは、フェイスリフト(外科的リフトアップ)を執刀する医師が在籍しており、解剖学に基づいた糸リフトのデザインを実現しています。糸リフト以外の選択肢も含め、理想のフェイスラインへ導きます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
